1914年、イタリア(ナポリ)のフィレンツェの公爵家に生まれ、高校時代に開催された冬季オリンピックにスキー選手として参加。ミラノ大学卒業後、アメリカ合衆国ジョージア州アセンズの大学、オレゴン州ポートランドのリードカレッジで学ぶ。1939年、母国イタリアに帰国してフィレンツェの大学で、政治学を学び博士号を取得。その後、第二次世界大戦ではイタリア空軍のパイロットを務め、その後、政治家としてイタリア議会に10年間在籍したという、多彩な才能と経歴を持つエミリオプッチ(Emilio PUCCI)。
デザイナーとしてその才能を開花させたきっかけとなったのは、1947年に雑誌「ハーパース バザー(HARPER'S BAZAAR)」に、自分が高校時代にデザインしたスキーウェアを掲載したところ、予想外の高い評価を得たことから始まります。そして、同誌から依頼されニューヨークで販売された女性用冬服がファッション業界で認められ、一躍スポーツウェアデザイナーとしての知名度を高めることに。
鮮明で大胆な図柄と独特の色彩感覚をエレガントに表現する「プッチ柄」とリゾート感覚のデザインは、マリリンモンロー、エリザベステーラー、ジャクリーヌケネディなどのアメリカを中心にした当時のセレブを魅了し、米国ブラニフ航空の客室乗務員の制服やアポロ15号使節団のロゴなどを制作。
1990年にはCFDA(The Council of Fashion Designers of America)にも表彰され、30年以上もの長きに渡り、不動の地位を築いたプリントの王子(Prince of Prints)。
2003年から、エルメスのアクセサリーデザイナー、ジャンパトゥのオートクチュールチーフデザイナーを経たクリスチャンラクロワがアーティスティックディレクターを務め、娘のラウドミアプッチ(Laudomia PUCCI)がイメージディレクターを務め、2004年秋冬からは、ロシニョールとの提携によりスキーウェアコレクションを再開。
そんなエミリオプッチが2007年春夏新作として発表したのが、リゾートを意識したカラーパターンとベルベット調の手触りが心地良い「タオル地コレクション」。
DFSギャラリアグアムでは、このコレクションのコットン製ビーチタオル($210.00/71PB01 71690 002ブルー)や、バッグ($535.00/71BA05 71134 002ブルー)を販売しています。
奥田順子さんや蛯原友里さんも愛用するエミリオプッチのアイテムは、今や日本の女性達の間でも大人気。「タオル地コレクション」は、この夏ビーチで注目の的になりそうです。
Emilio Pucci
www.emiliopucci.com
DFS Galleria Guam
www.DFSGuam.com
|