日清食品が1971年9月18日発売、日本の食文化を大きく変えた『日清カップヌードル』が、庶民に愛され続けて早くも36年が経とうとしています。
日本が世界に誇る「食の自由」をもたらしたカップヌードルは、日清食品の創業者である安藤百福氏が1966年『日清チキンラーメン』をアメリカに売り込みに行った際に、スーパーの店員が、乾燥したままのチキンラーメンを二つ折りにして紙コップに入れ、熱湯を注いで作るのを見て開発したそうです。
発売翌年、あの『浅間山荘事件』のテレビ中継で、湯気の上がるカップヌードルを食べる警察機動隊員の姿が放映されたのが事実上の宣伝となり、現在の不動の人気を獲得したというもの凄い運の良さを感じる商品でもあります。
現在では、オリジナルの他に、シーフード、カレー、チリトマト、欧風チーズカレー、キムチ、塩、味噌、ワイルドホットチリペッパー、マイルドクリーミーチキン、スパイシーコク醤油ともの凄いラインアップ。
しかし、グアムのスーパーでは、アメリカの日清カップヌードルなので、アメリカ人の口に合うように麺が短く、スープもチキンやビーフ風味でセロリなどの香辛料が入っているので、かなり異なるものです。
日本食材を専門に扱うお店やツーリストの立ち寄るコンビ二などでは、日本の日清カップヌードルシーフードは売られているのですが、何故か金と赤のオリジナルは殆ど見かけません。
インド洋沖で獲れるプーバランという種類の小さな剥きエビ、卵焼き、味の濃い肉という組み合わせは、空腹を満たすだけではなく、他にない独特の風味と懐かしさ、そして娯楽性を備えた幻のカップラーメンでもあります。
そんな思いを胸に、何気なく立ち寄ったアメリカングローサリーで、幻の日清カップヌードルを見つけました!
お値段は、1個$2.19(!! 仕方あるまい、、、)。
ただ、入荷の関係で在庫切れの場合も多いとの事なので、グアムで「真の自由=FREEDOM」を創り出す日清カップヌードルをお探しの方は、要チェックです。
アメリカングローサリーは、マリンドライブ沿いの右手ケンタッキーデデド店を越えた所にあります。
American Groceries
問い合わせ先: 633-7072~4/8 |